罪悪感事件
昨日はお山に行ってきました。
群馬は赤城山。
上の方は紅葉が終わっていましたが、下の方は紅葉真っ盛りでお天気も最高だったので、キラキラとてもきれいでした!
子どもたちは夫にお任せしてツアー登山に一人で参加してきたのですが、その日は実は長女が行きたいと思ったイベントが近くの公園(でも子どもたちだけでは行けなさそうな距離)であって。
「いや行けませんよ、ママはいないから」とお断りしたり、パパに連れて行ってもらえば?と言ったりしていたのですが、夫には連れて行ってもらえる可能性が低いことを彼女もわかっていたので
「行きたかったな~」と何度か私の目の前でつぶやいてたんですよね。
行けないって言ってるのになんなん...と思いながら聞いていたのですが、何度目かのつぶやきで我慢できずにカチーン。
行けないっつってんじゃん?前から決まってたことだし。行けないって言ってるのにそれは何、罪悪感を植え付けようとしているのか?それとも予定をキャンセルして連れて行けって言いたいの?
となったのです。笑
そしてそうなったところでハッと気がついたのです。
違う、長女が罪悪感を植え付けようとしているのではなく、長女は単に行きたかったという思いを口にしただけで、私自身が罪悪感を抱えていたから私が彼女の言葉に刺激されてそう反応してしまっただけだ...!!ということに。
いやはや...
人が怒るときって、自分が相手から攻撃されていると感じる時だったりします。それは実際には相手は攻撃していなくても、です。
自分が持っている「これはダメなことだ」と思っている観念を刺激されるようなことを言われると反応しちゃうんですよね。
冷静に考えてみました。
そして私が持っている観念はこんな感じでした。
- 自分の楽しみごとにお金を使うのってどうなの?
- 子どもを夫に任せることってどうなの?
- 自分だけ楽しむことってどうなの?
そしてそれをやろうとするから罪悪感が。
以前はそうでもなかったと思うのですが...最近積んでいる気がします。
もっとちゃんとしなきゃ、が発動してるのかな...
とにかく、そういう自分に気がついたので、長女に「八つ当たりしてごめん...」と心の中で謝りつつ、この罪悪感、どうしようかな~と少し考え、結果、
「罪悪感は一切持たない」
そう決めました。それだけ。笑
こうだから罪悪感なんて持たなくていいんだよ、とわざわざ理由付けするのも面倒だったし、頭がこんがらがってしまいそうだったので。
そして、昔から読んでいる本の中に
「状況がどうとか何を感じているとかそういうことと、自分が幸せでいていいということは別の話」
というような言葉があったので、そちらも再確認。
「罪悪感を感じても感じなくても私は登山を楽しんでいい。それとこれとは別の話」
そうしっかりと心に刻み込みました。
そっかそっか。
こうして心を軽くした私は登山を楽しみ(岩が多くて筋肉使った~そして今日は久しぶりに筋肉痛です)
子どもたちはというと、なぜだか長女は早朝からシャワーを浴びたり上履きを洗ったり、晩ご飯には家庭科の宿題のじゃがいも料理を夫と作ったり。
私が渋滞で帰るのが遅くなったのですが、戻ってくると部屋は片付いていて既に子どもたち人は夢の中...
なんやねーん、私がいない方が、部屋は片付くし早く寝るし、いいことずくめじゃないか...!!
これは私が罪悪感を手放したからか、もともと罪悪感など感じる必要はないのに勝手に感じていたのか。(後者ですな)
とにもかくにも万々歳な結果が待ち受けていたのでした。
ちなみにイベントはというと「行きたい気持ちが全くなくなったからパパに聞いてもない」ですって。なんと...
そうして昨日の罪悪感事件によって、私はこれからは罪悪感は一切持たないことに決めたし、どんな感情がうずまこうとどんな状況であろうと、それとは関係なく幸せでいていいし楽しんでいいし豊かでいていいし自由でいていいし...と決めたのでした。
(決めたことを忘れちゃったりするんだけどね。汗)